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3月3日はきもので祝う女性の日 「きもの文化」無形文化遺産登録を目指して

「3月3日きもので祝う女性の日」

   ~3月3日~3月8日は「春のきものウィーク」~

kimononohi2022  

 そもそも「33日きもので祝う女性の日」って?と思われた方もいらっしゃると思います。
 この「33日きもので祝う女性の日」は、一般社団法人 日本きもの連盟が制定し、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定されました。
 33日といえば、「桃の節句」、「ひな祭り」として一般的に女性の記念日として認識されています。 旧暦の33日は桃の花が咲く季節にあたるため「桃の節句」ともよばれ、古代中国では災厄を払うための行事がおこなわれていました。
日本に伝わり、貴族の子女の遊びであったひいな遊びと結びついて、現在の「ひな祭り」の形、女性の厄を払い成長ってお祝いする日になりました。
その日にちなみ 記念日に着物を着るきっかけにしていただきたい!という想いから制定されたそうです。
ちなみに、38日は国際女性デー。最近では2月の終わりから3月の初旬にかけて、ミモザを象徴とした「国際女性デー」のモニュメントなどをみかけます。
 また、日本の民族衣装である「きもの文化」がユネスコの無形文化遺産登録を目指していることを多くの人に知ってもらうことも目的の一つだそうです。
現在、「能楽」や「人形浄瑠璃文楽」、「和食」など22の無形文化遺産が登録されています。(20243月現在)
着物に関連する工芸技術・染織としては「結城紬」「小千谷縮・越後上布」が登録されています。
「きもの」は日本の民族衣装であり人生の節目(シーン)を演出してきました。そしてただの装いとしてだけではなく伝統・作法・習わしなど和の心を伝えてきました。
着ることにより 「きもの」の美しさや良さなどを再確認されれば「きもの文化」への関心が高まり、
「きもの文化」への意識が高まれば、いつの日か人類の無形文化遺産のひとつとして「きもの文化」の世界認定が実現されることでしょう。
  この「33日きもので祝う女性の日」が、和の生活・きもの文化の興味、着物を着るきっかけになればと思います。
全国各地でも、この日にちなんだ様々なイベントが開催されているようです。
お近くの方は参加されてみては。    

文化庁 無形文化遺産についてはこちらからご覧いただけます  

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